東京モノレール羽田空港線散歩
ぎんなんまん(ぎんなんまん (@Ginnannman) | Twitter)です。
前回(色が変わるとブログを書くらしい - おじさん(^^;の戯言)からだいぶ時間がたってしまったが*1、今回は散歩の記録を付けた。
1.経緯
実は地元の千葉都市モノレールは歩き潰しをしたことがあった*2ため、今回次なる目標を探していたところ、東京モノレール羽田空港線というちょうどよさげな路線が見つかった。
ゴールデンウィークなにもしないのもいいけどなんかしてみるのもいいと思ったので軽率に連休最終日、5月6日(月)に実施した。
2.概要
東京モノレール羽田空港線についてゆるふわな説明をすると、浜松町駅と羽田空港を結ぶ
3.本題
ここからは各駅間について雑記コーナー。GPSでとったログ等の記録は4.結果にまとめて記載してあるが、ここでは写真を交えながら雑感を記述する。
1.モノレール浜松町~天王洲アイル (営業キロ4.0km)
のっけからJR浜松町駅山手線ホームに立つモノレールの橋脚。
外から見るとこんな感じ。空港に行くのにわくわく感とかそういうものを一切感じさせないところは嫌いじゃない。
ひたすらにモノレールと地図をにらみながら歩くこと約1時間、天王洲アイルお嬢様の御御足駅のもとへ到着。階段を昇ってビルの回転ドアを押しまた昇るとお嬢様のご尊顔駅に着いた。
2.天王洲アイル~大井競馬場前(3.1km)
天王洲アイルをでるとしばらくはモノレールは京浜運河上を通るので平行して進む。大井競馬場前の手前の堤防沿いから再びモノレールと合流した。
割とサクサクと大井競馬場前までついた。
3.大井競馬場前~流通センター(1.6km)
駅間距離に注目してほしいのだが、浜松町~天王洲アイル、天王洲アイル~大井競馬場前までに比べて格段に短距離である。が、いかにも湾岸な大規模公園や工場、物流倉庫が目立つようになりなんとなく市街ではない雰囲気も感じられる。
京浜運河沿いに抜けられるかな?と思ったができず引き返したり、なんとなく腹減りの気配がしてきたりしつつも流通センターへ。正体を現したな、という感想がでてきそうな流通センター駅である。
4.流通センター~昭和島(1.2km)
首都高速1号線に沿うようにわずかな距離ではあるが昭和島を目指し出発。
すると金網フェンスの向こうにモノレールの基地が見えて興奮
興奮している間も自転車に乗った野球少年らに追い抜いかれたがそんなのは知らないとばかりに写真撮影に励んでいたら昭和島駅についてしまった。
5.昭和島~整備場(1.9km)
実はこの散歩においてもっとも苦痛でもっともグッときたのはこの区間であった。詳しい移動経路は後述のGPSログを見るとわかるが、直線的に移動することが不可能で大回りを強いられた。さらにお昼時でおなかが空くものの近隣に店はなく、コンビニは通り過ぎてしまうなどトラブルに見舞われた(最後は自業自得この企画自体自業自得)。
しかし、この経路でとてもかっこいい橋があったので紹介したい。それは首都高の羽田可動橋である。なんとこの橋、水上にある橋の中央部でぱっくり割れて回転することで大型船の航行を可能にした世にも珍しい(?)橋なのである。語彙力不足で説明が伝わらないと思うので実際の画像をみてほしい。
どうだろうか?こんな巨大な構造物が動く光景を見られたらとても興奮しそうではないか!
……ところが、である。この橋、実は現在稼働を停止していて再び利用されることがあるのかわからない。首都高の将来的な交通量増加を見越して保存されているようだが、果たしてその日は来るのだろうか?
興奮さめやらぬまま歩みを進めるとANAの建物、続いてクロネコヤマトの巨大な建築物が見えてくる。
「クロノゲート」という中二病っぽいネーミングセンスをわらうツイートをしようとした瞬間に転ぶなどという悲劇を乗り越えて、環八通りへ出た。さすがに空腹に耐えかねて近くのラーメン屋に凸、塩分に苦しみながら散歩を再開した。
穴守橋に来るとすぐそこに羽田空港があり、穴守橋自体も航空機をモチーフにしたデザインでテンションが上がった。ここを渡り右折すれば天空橋駅なのだが、今回の目的は歩き潰し、あえて左に折れ、整備場へ向かった。
簡素すぎて、整備すべきはこの駅じゃないの?といいたくなるような整備場駅へ到着した。
6.整備場~天空橋(0.8km)
来た道を戻り天空橋へ向かう。
あっという間である。
7.天空橋~羽田空港国際線ビル(1.4km)
いよいよ本格的に羽田空港に侵入ということでうきうきが止まらなくなりつつも立ち入り禁止エリアに気を付けながら行動を開始。出鼻をくじくように鳥居と大量の張り紙に出会った。
気を取り直してどんどん行く。道なりにすすむだけである。
テープで運輸省の字を消した跡もあり歴史を感じながらの散歩。だんだんと中心部に近づいてきた。
すぐそこにドーンと飛行機がある日常が広がっており足早にターミナルへ向かった。
8.羽田空港国際線ビル~新整備場(2.1km)
警備員や警察官の目から逃れるようにして*3さっさとターミナルから脱出して新整備場駅へ向かった。
滑走路下の長いトンネルを通って出るとJALのメンテナンスセンターなどがあり、身分証を首から下げた人々が行き交うのが目立ってくる。
まるで地下鉄の入口のような新整備場駅入口である。
9.新整備場~羽田空港第1ビル(0.8km)
ここから先は関係者以外立入禁止を避けて移動した。再三になるがGPSのログでどういう移動かぜひご確認いただきたい。初見でクリアできたのは割と運が良かったと思う。
残すは第2ターミナルのみとなった。
10.羽田空港第1ビル~羽田空港第2ビル(0.9km)
ターミナル間の移動もモノレールの線に沿ってやろうとしたら、なぜかだいぶ遠回りになってしまった。
高速道路が貫通するように走っていることで歩行者の道が三次元移動になっており見通しがきかないことは不安でもあったが無事に着いた。
4.結果・感想
結果は昼食休憩込で6時間10分、31.8kmであった。また、GPSの記録については下記リンクを利用してほしい。
2019年05月06日 08時57分41秒 on gpx2kml.com - Free online gpx to kml converter
全体的に平地がほとんどであり肉体的困難さには欠けるが、周囲の環境はオフィス街から倉庫物流、低層住宅街など変化にとんでおり素晴らしいものだった。また、空港へ徒歩で行けるのでぜひやってみてはどうだろうか。また、今回撮影した橋名板についてはいつか取り上げたいと思う。
誤字脱字やこんなところ歩くと楽しいよなどの情報があればコメントいただけるとありがたい。
5.最後に
天王洲アイルお嬢様が気になって仕方がないのだがもしかして、恋?